プラスチックの種類と特性
樹脂とは?
樹脂は、Figure 4、光造形 (SLA)といったエントリーレベルの産業テクノロジーで、プラスチック材料として使用されます。樹脂は、UV 感受性の液体ポリマーであり、レーザー (SLA の場合) またはプロジェクター画像 (Figure 4 またはエントリーレベルの産業プリンタの場合) のいずれかにより、一層ずつ硬化されます。樹脂の特性は ABS、ポリプロピレン、エラストマーに類似しています。最良の仕上がりを得るため、樹脂部品は、プリント後にUV 硬化ユニットによる後処理が必要となります。
量産グレードのナイロン
粉末焼結積層造形法 (SLS) 3D プリントテクノロジーに使用される粉末ベースのナイロンや強化/複合材料は、レーザーによって溶融され、強靭で耐久性の高い量産グレードの部品を形成します。これらの材料には、硬性を備えたものから、弾性、高伸張性、高耐衝撃性、高耐熱性など、さまざまな機能と等方特性を備えたものまで、幅広く揃っています。
インベストメント鋳型
デジタルワークフローを作成する 3D プリント製のインベストメント鋳型パターンにより、パターン製作用のツーリングを廃止できます。パターンはワックスやプラスチックでプリントします。ワックスパターンを既存の鋳造プロセスに組み入れることができるため、カスタマイズされた金属コンポーネント、ブリッジ生産、少量生産に最適です。当社の鋳造可能な樹脂は、アンチモンフリーです。そのため、航空宇宙用の鋳造にも対応します。
生体適合性材料
3D Systems では、生体適合性に関する ISO 10993-5 および 10993-10 規格標準に準拠する USP クラス VI 認定材料を数多く取り揃えており、サージカルガイドなどの医療用途に最適です。また、30 種からなる当社特製の NextDent 生体適合性材料のポートフォリオは、さまざまなデンタル用途に対応します。NextDent 材料はすべて生体適合性であり、CE 認証を受けているほか、FDA リストに登録されており、国際的な医療機器規制に従って分類されています。
ABS ライク & ポリプロピレンライク
粉末焼結積層造形法 (SLS) 3D プリントテクノロジーに使用される粉末ベースの Nylon 11、Nylon 12、強化/複合材料は、レーザーによって溶融され、強靭で耐久性の高い量産グレードの部品を形成します。これらの材料には、硬性を備えたものから、弾性、高伸張性、高耐衝撃性、高耐熱性など、さまざまな機能と等方特性を備えたものまで幅広く揃っています。