プラスチックの種類と特性
樹脂とは?
樹脂は、Figure 4、光造形 (SLA)といったエントリーレベルの産業テクノロジーで、プラスチック材料として使用されます。樹脂は、UV 感受性の液体ポリマーであり、レーザー (SLA の場合) またはプロジェクター画像 (Figure 4 またはエントリーレベルの産業プリンタの場合) のいずれかにより、一層ずつ硬化されます。樹脂の特性は ABS、ポリプロピレン、エラストマーに類似しています。最良の仕上がりを得るため、樹脂部品は、プリント後にUV 硬化ユニットによる後処理が必要となります。
ProX 800 は、3DS の業界をリードする最新の光造形 3D プリンタで、卓越した光造形精度とスピードに対応する画期的な最新のレーザープリントヘッドとプリント材料管理システムを備えています。
量産グレードのナイロン
粉末焼結積層造形法 (SLS) 3D プリントテクノロジーに使用される粉末ベースのナイロンや強化/複合材料は、レーザーによって溶融され、強靭で耐久性の高い量産グレードの部品を形成します。これらの材料には、硬性を備えたものから、弾性、高伸張性、高耐衝撃性、高耐熱性など、さまざまな機能と等方特性を備えたものまで、幅広く揃っています。
粉末焼結 (SLS) と量産グレードのナイロンで作成された航空宇宙機のダクト。
インベストメント鋳型
デジタルワークフローを作成する 3D プリント製のインベストメント鋳型パターンにより、パターン製作用のツーリングを廃止できます。パターンはワックスやプラスチックでプリントします。ワックスパターンを既存の鋳造プロセスに組み入れることができるため、カスタマイズされた金属コンポーネント、ブリッジ生産、少量生産に最適です。当社の鋳造可能な樹脂は、アンチモンフリーです。そのため、航空宇宙用の鋳造にも対応します。
ワックス製の 3D プリントによる鋳造パターンは、3D Systems の ProJet MJP 2500 IC で作成され、シームレスにインベストメント鋳造パターンに投入されています。
生体適合性材料
3D Systems では、生体適合性に関する ISO 10993-5 および 10993-10 規格標準に準拠する USP クラス VI 認定材料を数多く取り揃えており、サージカルガイドなどの医療用途に最適です。また、30 種からなる当社特製の NextDent 生体適合性材料のポートフォリオは、さまざまなデンタル用途に対応します。NextDent 材料はすべて生体適合性であり、CE 認証を受けているほか、FDA リストに登録されており、国際的な医療機器規制に従って分類されています。
3D Systems のデンタル用 NextDent 5100 3D プリンタの速度と正確さが、Daniel Wismeijer 博士と Eddie Chaoho Chien 教授の歯科医療に関する見方を変えた様子をご覧ください。
ABS ライク & ポリプロピレンライク
粉末焼結積層造形法 (SLS) 3D プリントテクノロジーに使用される粉末ベースの Nylon 11、Nylon 12、強化/複合材料は、レーザーによって溶融され、強靭で耐久性の高い量産グレードの部品を形成します。これらの材料には、硬性を備えたものから、弾性、高伸張性、高耐衝撃性、高耐熱性など、さまざまな機能と等方特性を備えたものまで幅広く揃っています。
3D Systems の ProJet® MJP 2500 シリーズの新しいエンジニアリンググレード材料は、優れた耐衝撃性、柔軟性、コントラストなど、様々な用途での機能プロトタイピングに必要な高度な機能を実現します。