• Matrix Moon がインドで初めて EXT Titan Pellet 3D プリンタを導入し、製造の変革を先導
  • 3D Systems EXT 1070 Titan Pellet システムを選んだ目的は、砂型鋳造、熱成形、最終用途部品生産などのさまざまなアプリケーションでのコストと時間の大幅な節約

サウスカロライナ州ロックヒル、2023 年 7 月 18 日3D Systems (NYSE:DDD) は本日、インドの積層造形トレーニングセンターで、3D Systems のリセラーでもある Matrix Moon が、EXT 1070 Titan Pellet 3D プリンタを購入したことを発表しました。Matrix Moon が選択した構成には、オプションのフライス加工用スピンドルツールヘッドが含まれ、積層型と切削型のハイブリッドプロセスを 1 台のマシンで実現できます。この独自のプラットフォームをインドで初めて導入することにより、Matrix Moon は、製造ワークフローの変革に主導的役割を果たすと同時に、イノベーションの速度を大幅に高めてコストを節約できると考えています。Matrix Moon は、EXT Titan Pellet システムを利用して、顧客向けのさまざまなアプリケーションの効率性とコスト効率を大幅に高めようとしています。これには、航空宇宙、自動車、HVAC、コンシューマ製品といった業界での、鋳型、ツール、鋳造工場やプラスチック製造業者向けのパターン、最終用途部品などが含まれます。Matrix Moon は、顧客向けのプロトタイプやプロダクション部品の提供に加えて、自社のデモセンターでのサンプル部品の製造にも EXT 1070 Titan Pellet 3D プリンタを利用する予定です。購入を検討している顧客は、自社の施設向けにマシンを購入する前に、プリンタの機能を検証する機会が得られます。

3D Systems' EXT 1070 Titan Pellet 3D Printer

3D Systems の EXT Titan Pellet システムは、従来の製造方法に比べてはるかに効率的かつ低いコストで製品を製造するために役立つことが知られています。それを可能にするのが、独自のペレット押出テクノロジです。これは、フィラメントによるプリントよりも最大 10 倍高速で、材料コストは 10 分の 1 になります。これらの大型 3D プリンタは、アクティブチャンバ加熱機能を備えているため、ABS、PC、ナイロン、PEI、PEKK などの、ガラス繊維またはカーボンファイバを充填した高温用エンジニアリング材料の使用が可能です。EXT Titan Pellet システムはプリントボリュームが大きいため、これまで積層造形テクノロジの使用が不可能だった多くのアプリケーションで、フルスケールのプロトタイプや最終用途部品の作成が可能になります。さらに、3D Systems の押出プリンタでは、砂型鋳造を含むさまざまな鋳造アプリケーション用の大型ツール、モールド、パターンの 3D プリントが可能です。Matrix Moon では、EXT 1070 Titan Pellet システムの導入が、規模で中国に次いで世界第 2 位とされるインドの鋳造産業の革新につながると期待しています。 

Matrix Moon Private Limited の CEO である Abhinav Garje 氏は次のように述べています。「Matrix Moon が、インドで唯一 3D Systems の EXT Titan Pellet 3D プリンタを提供する企業となったことを誇りに思います。この最先端のグローバルグレードのテクノロジには、インドの製造産業の状況を変える力があります。最終用途プロダクションアプリケーション用の高さ 6 フィートの部品をプリントし、同じプリンタで加工できることを考えてみてください。当社独自の最新技術ならそれが可能になるのです。当社が引き続き Skill India と Make-in-India のミッションに注力する過程で、EXT Titan Pellet 3D プリンタは、インドの組み立てラインと製品の製造方法を変革する可能性を持っていると私は考えます。当社は 3D Systems とともに、製造における積層造形の採用を推し進めるだけでなく、インドをこの先端テクノロジを活用したグローバルな製造ハブに変えることを目指します。EXT Titan Pellet は、その目標に向けての重要な一歩です」

「当社のパートナーである Matrix Moon が、業界をリードするこのテクノロジを初めてインドにもたらすのは喜ばしいことです」と、3D Systems India のマネージングディレクタである Deelip Menezes は述べています。「Matrix Moon は、インドの製造業を熟知しており、地球最大の人口を持つこの国に積層造形を普及させようと努力しています。3D Systems の EXT Titan Pellet 3D プリンタを選択したことで、Matrix Moon は、ペレット押出、フィラメント押出、切削型フライス加工ツールヘッドを 1 台のマシンで兼ね備えた画期的なプラットフォームを提供できるようになります。このような積層型および切削型のテクノロジとペレット材料の組み合わせにより、Matrix Moon は、顧客のアプリケーションへの対応の幅を拡げ、インドで使用されている EXT Titan ペレットシステムの数を増やすことで製造を変革することができます」

Matrix Moon が 2023 年 7 月 19 日に開催する見学会では、同社の技術について詳しく知り、新しい 3D Systems EXT 1070 Titan Pellet 3D プリンタの実際の動作を見ることができます。この 3D プリントシステムによるビジネスの変革の可能性について詳しく知りたい方は、ぜひ見学会にご参加ください。開催場所は Matrix Moon カスタマーイノベーションセンター (2P95+499, Bhattarahalli, Hosabasavanapura, Krishnarajapura, Bengaluru, Karnataka 560049) で、時間は午前 10 時 30 分から午後 4 時までです。

将来の見通しに関する記述

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3D Systems について

35 年余り前、3D Systems 3D プリントのイノベーションを製造業にもたらしました。現在は、業界をリードする積層造形ソリューションパートナーとして、あらゆる活動にイノベーション、パフォーマンス、および信頼性をもたらすことで、これまで不可能であった製品やビジネスモデルを創出するチャンスをお客様に提供しています。当社独自のハードウェア、ソフトウェア、材料、およびサービスの製品により構成されるそれぞれの特定用途向けソリューションは、専門知識を駆使し、お客様と連携しながら製品とサービスの提供方法の変革に取り組んでいる当社のアプリケーションエンジニアにより実装されます。3D Systems のソリューションは、医療、歯科、航空宇宙と防衛、自動車、消費財など、ヘルスケア市場や産業市場でのさまざまな先進的なアプリケーションに対応しています。当社の詳細については、www.3dsystems.com をご覧ください。

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