サウスカロライナ州ロックヒル、2024 年 6 月 18 日– 3D Systems (NYSE:DDD) は本日、業界をリードする EXT Titan Pellet システムのポートフォリオに EXT 800 Titan Pellet を追加することを発表しました。この新しいペレット押出システムは 800 x 600 x 800 mm の造形サイズに対応し、初期投資を抑えつつ、3D Systems の大型 EXT Titan Pellet システム (EXT 1070 Titan Pellet および EXT 1270 Titan Pellet) が持つスピード、信頼性、効率性をよりコンパクトなサイズで実現しています。これによりメーカーは、完全自動で量産対応の EXT 800 Titan Pellet を活用し、より小型の機能プロトタイプ、金型、固定具、砂型鋳造パターン、熱成形モールド、最終用途部品を製造できます。EXT 800 Titan Pellet は、従来のフィラメントベースのシステムと比較してプリント速度が最大 10 倍速く、材料コストを 10 分の 1 に抑えられるため、鋳造、航空宇宙-防衛、熱成形、人工装具や靴、研究などの幅広い市場での用途に対し、効率的かつコスト効率よく対応できるように設計されています。
「業界をリードする当社のペレット押出システム製品ラインナップに EXT 800 Titan Pellet が加わったことにより、この技術をより多くのメーカーの皆様に提供し、各メーカーの製品とイノベーションを強固なものにできます」と、3D Systems の Titan 担当副社長である Rahul Kasat は述べています。「スピードと持続可能性を求めているメーカーにとって、当社の EXT Titan Pellet システムは画期的なものになります。高速プリントと費用対効果の高いペレットを組み合わせたこの技術は、幅広い用途に適しています。長年にわたり、お客様はリーズナブルな生産コストでより小型の部品を生産するというニーズを満たすソリューションを求めてきました。今回発表した EXT 800 Titan Pellet は、このような利点を求めているものの、既存のシステムのように大規模な造形能力を必要としないメーカー向けに設計されています。EXT 800 Titan Pellet は、高速かつ高品質なプリント、省スペース、低く抑えられた初期投資を組み合わせたことにより、さまざまな産業用途に対して魅力的なソリューションになると確信しています。さらにこの新製品の発表は、3D Systems が革新的なソリューションを開発することで、お客様は常に時代の最先端を走り続けることができるということも示しています」
EXT 800 Titan Pellet は、単一の押出ツールヘッドと洗練された工業デザインにより、オフィス、研究所、大学、大規模工場など、幅広い製造環境に最適です。このプリンタはフレームがコンパクトなため、標準的な両開きドアを通過でき、搬入や設置が容易です。また、この装置には大型のフロントタッチスクリーンが搭載されており、直感的なユーザエクスペリエンスを実現しています。
EXT 800 Titan Pellet の新しいシステムの機能に加えて、このペレット押出システムを製造環境に組み込まれるお客様は、3D Systems の大型ペレット押出プリンタ EXT 1070 Titan Pellet および EXT 1270 Titan Pellet と同じ性能を持つ機能を利用できます。高い信頼性が必要な用途向けの産業用 CNC コントローラ、精度の高い部品を実現する加熱ベッドとチャンバ、3D Systems の実証済みペレット押出ハードウェアおよび材料と、この 3D プリンタ製品群に採用されている技術によって、従来のフィラメントプリントの最大 10 倍のプリント速度を実現し、材料コストを 10 分の 1 に削減しました。さらに、ベッドとチャンバを加熱することで、ABS、PC、ナイロン、PEI、PEKK などのガラスやカーボンを充填した高耐熱性エンジニアリング材料や、フィラメントベースの機械ではプリントできない高柔軟性の TPE や TPU を使用できます。
EXT 800 Titan Pellet は今すぐご注文いただけます。プリンタの初回納品は、2024 年の第 3 四半期を予定しております。
3D Systems では、来週開催予定の RAPID+TCT (カリフォルニア州ロサンゼルス) のイベントブース (#2401) で、3D Systems のすべてのソリューションポートフォリオとともに EXT 800 Titan Pellet を展示する予定です。また、カンファレンスの参加者は、以下のセッションで 3D Systems の役員、アプリケーションエキスパート、お客様による講演に参加できます。
- 3D Systems 社長兼 CEO、Jeffrey Graves 博士による基調講演。6 月 25 日午前 8 時 30 分 (PDT)、メインステージ
- BBI Autosport COO、Dmitriy Orlov 氏 および 3D Systems アプリケーションエンジニア、Joe Dopkowski –「積層造形で自動車アフターマーケットの技術を再活性化する」。6 月 25 日午前 11 時 (PDT)
- 3D System 再生医療担当副社長、Katie Weimer –「未来の治療薬を創る: バイオプリンティングのイノベーションと成功 (Presented by ARMI)」、6 月 25 日午後 2 時 30 分 (PDT)。「バイオプリンティングは 3D プリントの次の時代の歴史を作るか」、6 月 27 日午後 0 時 (PDT)
より詳細な情報をご希望の場合や、アプリケーションエキスパートとの打ち合わせをご希望の場合は、3D Systems のウェブサイトをご覧ください。
将来の見通しに関する記述
本リリースの特定の記述は、過去または現在の事実の記述ではなく、1995 年米国民事証券訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995) の意義の範囲内における将来の見通しに関する記述です。将来の見通しに関する記述には、当社の実際の結果、業績または成果が過去の結果あるいは将来の見通しに関する記述によって明示または暗示される将来の結果または予測と大幅に異なる可能性がある既知および未知のリスク、不確実性およびその他の要因が含まれます。多くの場合、将来の見通しに関する記述は、「確信する」、「信念」、「期待する」、「可能性がある」、「はすである」、「推定する」、「意図する」、「予期する」または「予定である」などの用語あるいは類似用語の否定形により特定できます。将来の見通しに関する記述は、経営陣の信念、仮定、および現状の期待に基づくものであり、ビジネスに影響を与える事象や傾向に関する会社としての信念や期待を含む場合もあり、必ずしも不確かなものではありませんが、多くは会社に管理できる範囲を超えるものです。3D Systems の米国証券取引委員会への定期提出書類の見出し「将来の見通しに関する記述」および「リスク要因」に記載されている要因、およびその他の要因により、実際の結果は将来の見通しに関する記述に反映または予測された結果と大幅に異なる可能性があります。経営陣は将来の見通しに関する記述に反映された期待が合理的であると確信していますが、将来の見通しに関する記述は将来の業績や結果を保証されるものでも、信頼されるべきものでもありません。また、そのような業績や結果が達成される時期を正確に示すものであるとは必ずしも証明されません。記載された将来の見通しに関する記述は、記載日時点のものです。3D Systems は、将来の展開、その後の出来事または状況、あるいはその他の結果にかかわらず (ただし法令に別に定めがあるものを除く)、経営陣または経営陣に代わって示された将来の見通しに関する改訂を更新または見直す義務を負いません。
3D Systems について
35 年余り前、3D Systems は 3D プリントのイノベーションを製造業にもたらしました。現在は、業界をリードする積層造形ソリューションパートナーとして、あらゆる活動にイノベーション、パフォーマンス、および信頼性をもたらすことで、これまで不可能であった製品やビジネスモデルを創出するチャンスをお客様に提供しています。当社独自のハードウェア、ソフトウェア、材料、およびサービスの製品により構成されるそれぞれの特定用途向けソリューションは、専門知識を駆使し、お客様と連携しながら製品とサービスの提供方法の変革に取り組んでいる当社のアプリケーションエンジニアにより実装されます。3D Systems のソリューションは、医療、歯科、航空宇宙と防衛、自動車、消費財など、ヘルスケア市場や産業市場でのさまざまな先進的なアプリケーションに対応しています。当社の詳細については、www.3dsystems.com をご覧ください。
# # #