• 新たな CRADA による、先端材料の開発、AI/ML を活用したプロセスの最適化、設備の改良、スケーラブルな生産ソリューションの共同開発の推進
• アディティブマニュファクチャリングを活用した、原子力エネルギーシステム、エネルギーインフラのレジリエンス、国家安全保障任務の支援
• 共同研究から人材育成、技術移転、そして商業規模の産業応用へとつながる道筋を築く
サウスカロライナ州ロックヒル、2026 年 8 月 27 日 – 3D Systems (NYSE: DDD) は本日、サバンナリバー国立研究所 (SRNL) と共同研究開発協定 (CRADA) を締結し、先進的な発電および国家安全保障分野におけるアディティブマニュファクチャリング (AM) 技術のイノベーションを加速させることを発表した。この提携は、SRNL の「先進製造コンソーシアム (AMC)」を中核としており、サウスカロライナ州で唯一、公立大学のキャンパス内に位置する国立研究所運営の施設という、同施設ならではの強みを活かしています。
この CRADA を通じて、SRNL と 3D Systems は、材料開発、設備の改良、人工知能および機械学習を活用したプロセスの最適化、製造システム、サイバーセキュリティ、ならびに人材育成トレーニングの分野において、共同で技術の進歩を追求していきます。こうした取り組みにより、次世代の AM 用材料、リアルタイムのプロセス最適化ツール、スケーラブルな生産ソリューションの開発が促進されるほか、先進的な製造技術の迅速な導入を可能にする人材育成にもつながります。
3D Systems の社長兼 CEO であるジェフ・グレイブスは、次のように述べています。「Advanced Manufacturing Collaborative において SRNL と提携し、3D Systems の最先端の AM 技術を導入できることを楽しみにしています。この合意は、高品質な 3D プリンティング用材料と技術が、主要な産業市場、とりわけエネルギーおよび国家安全保障の分野において、また、これらの市場で必要とされる熟練した人材の育成において、どのような影響と重要性を持つかを示しています。」
この共同研究の主な焦点は、重要なエネルギー課題へのアディティブマニュファクチャリング技術の応用であり、これは特に原子力エネルギーやより広範なエネルギーインフラに関連しています。アディティブマニュファクチャリングにより、従来の方法では製造が困難、あるいは不可能な、高度な合金を用いた複雑な部品の製造を実現できます。これには、高温用ニッケル基超合金や、内部冷却チャネルを備えた複雑な熱交換器、原子炉内部構造物、ポンプ、バルブ、および先進的な原子力システムに不可欠なその他の高性能材料が含まれます。これらの機能により、過酷な条件下での性能向上、材料の無駄の削減、設計の自由度の拡大、サプライチェーンのレジリエンスの強化を実現できます。これらはすべて、先進的な原子炉システム、核融合エネルギー技術、発電設備、米国のエネルギーインフラの近代化にとって不可欠な要素です。
この提携は、米国の原子力・エネルギー分野全体において、投資とイノベーションが再び活発化する時期を支援することを目的としたものです。先進的な原子炉設計、小型モジュール炉 (SMR)、関連するエネルギー施策により、開発サイクルの短縮、コスト削減、国内生産能力の強化につながる製造手法への需要が高まっています。世界的に先進的な原子力発電容量の拡大が見込まれていることを踏まえると、今回の提携はまさに時宜を得たものであると言えます。国際エネルギー機関によると、現在の政策が維持された場合、2050 年までに小型モジュール炉の発電容量は約 40 ギガワットに達する見込みであり、導入が加速されるシナリオでは最大120ギガワットに達する可能性があります。これにより、データセンターや産業用熱供給から、電力系統の安定性やエネルギー安全保障に至るまで、幅広い用途における信頼性の高い低炭素電力の需要増に対応できるようになります[i]。この提携では、3D Systems の商用 AM プラットフォームと材料に関する専門知識を、SRNL が持つ核材料、環境管理、エネルギーのレジリエンスに関する深い専門知識と組み合わせることで、研究室でのイノベーションと産業実用化との架け橋となることを目指しています。
「この提携により、SRNL と 3D Systems は、画期的なアディティブマニュファクチュアリングテクノロジーを提供し、米国の製造業の競争力を強化し、アディティブマニュファクチュアリング (AM) のイノベーションの新しい時代を切り拓くことができるようになります」と、SRNL の科学・エネルギー・イノベーション担当副所長、Roderick Jackson 氏は述べています。
CRADA は共同研究開発協定という形式をとっているものの、基礎研究から技術移転、さらには商業的応用に至るまでの明確な道筋を意図的に構築するように設計されています。AMC には最先端の 3D Systems 製装置が導入されているため、施設の改修や常駐する AM 分野の専門家によるサポートも受けられています。このインフラにより、世界トップレベルの研究と実用化可能なプロセスの実証の両方が可能となるため、パートナー各社は、原子力、航空宇宙・防衛、環境技術といった高付加価値の産業市場に広範な影響をもたらす、拡張性の高い製造ソリューションを開発できるようになります。
SRNLのAdvanced Manufacturing Collaborative でディレクターを努めるG. Jeremy Leong氏は次のように述べています。「この合意は、SRNL が世界トップクラスの研究能力を構築し、パートナーシップを活用して競争力を高め、AM 技術のリーダーとしての地位を確固たるものにするという決意を強調するものです。」
技術開発に加え、このパートナーシップは、次世代の AM (アディティブマニュファクチャリング) 分野の科学者、技術者、技能者の育成・研修の機会を拡大し、地域および全国の先端製造業の人材基盤を強化するものです。
Advanced Manufacturing Collaborative と SRNL について
SRNL の「Advanced Manufacturing Collaborative」は、イノベーションの拠点として大胆な目的と明確なビジョンを掲げ、ちょうど1年前に発足しました。AMC は現在、産業界、学界、政府が一堂に会し、国家安全保障、環境保全、エネルギーのレジリエンスを推進する技術の開拓に取り組む場として、誇りを持ってその役割を果たしています。コラボレーションが活発に行われ、統合が大きな成果を生み出し、アイデアが国にとって実用的な解決策へと形作られる場として、瞬く間に定着しました。AMC は 2025 年 8 月 7 日に正式にオープンしました。
サバンナリバー国立研究所は、米国エネルギー省環境管理局の委託を受け、バテルサバンナリバーアライアンスが管理・運営を行う、連邦政府資金による多分野にわたる研究開発センターです。EM は、米国の環境上の課題を、イノベーション、雇用創出、経済成長の機会へと転換すると同時に、全米各地の地域社会が安全で安心でき、繁栄できるよう確保しています。
3D Systems について
約 40 年前、Chuck Hull が抱いた好奇心と製品の設計・製造方法の改善に対する意欲が、3D プリンティング、3D Systems、アディティブマニュファクチャリング業界を生み出しました。以来、その情熱に突き動かされた 3D Systems のチームは、お客様と共に業界のイノベーションのあり方を変える努力を続けています。総合的なソリューションパートナーとして、医療や歯科、航空宇宙・防衛、輸送、モータースポーツ、AI インフラストラクチャ、耐久消費財などの高付加価値市場に、業界をリードする 3D プリントテクノロジー、材料、ソフトウェアを提供しています。各アプリケーション固有のソリューションは、より良い未来に向けて製造業を変革するという共通の目標を達成するために努力する当社従業員の専門知識と情熱によって実現されています。当社の詳細については、 www.3dsystems.com をご覧ください。
連絡先
3D Systems 投資家向けお問い合わせ先: investor.relations@3dsystems.com
3D Systems メディア向けお問い合わせ先: press@3dsystems.com
SRNL 広報担当: news@srnl.gov
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[i] “The Path to a New Era for Nuclear Energy”.国際エネルギー機関 (IEA)、2025 年 1 月 13 日