• 高速、大容量の SLA 750 を使うことで、The Technology House は、工業やヘルスケア業界のお客様の積層造形アプリケーションの拡大を支援可能に
  • SLA 750 は世界最高速の光造形プリンタであり、The Technology House は、従来のプラットフォームに比べて、お客様への納期を 50% 短縮

サウスカロライナ州ロックヒル、2023 年 5 月 25 日3D Systems (NYSE:DDD) は本日、オハイオ州に本社がある受託製造企業 The Technology House (TTH) が、製造ワークフローの強化のために SLA 750 を購入したことを発表しました。この 3D Systems の最新の光造形 (SLA) プリンタは、現在入手可能な他の SLA プリンタに比べて、はるかに優れたスループットと信頼性を備えています。SLA 750 の高速生産、大型の造形領域、広範囲の材料ポートフォリオの組み合わせにより、TTH は、お客様に提供するサービスの範囲を拡大できます。これにより TTH は、工業やヘルスケア分野のさまざまなアプリケーションについて、プロトタイプ作成から完成部品までのお客様のイノベーションの拡大を支援できます。

The Technology House は、1996 年の創業当時から 3D Systems のお客様であり、最初は SLA 500 3D プリンタ 1 台を購入しました。それ以後、TTH は継続的に 3D Systems の SLA プリンタを追加してきました。これには、SLA 5000、SLA 7000、Viper といった 3D Systems のテクノロジが含まれます。2022 年に 3D Systems が SLA 750 を発売した後、TTH は、その強化された自動化や効率性といった優れた機能が、リードタイムの短縮、後処理の高速化、部品品質の向上につながると期待して、このプリンタをワークフローに追加することを決定しました。

SLA 750 の高速生産、大型の造形領域、広範囲の材料ポートフォリオの組み合わせにより、TTH は、お客様に提供するサービスの範囲を拡大できます。

「当社は 3D Systems のお客様になって 25 年以上経ちます」と、The Technology House 財務担当 VP の Lauren Good 氏は述べています。「3D Systems のソリューション、サービス、総合的なパートナーシップは、当社のビジネスにとってきわめて重要です。競合製品も含めた徹底的な検討の結果、当社は SLA 750 を製造ワークフローに追加することを決めました。その理由としては、大型部品と細微なフィーチャディテールの両方を生産できる優れた速度と精度に加えて、さまざまな量産グレードの材料の提供が可能になることもあります。3D Systems が SLA 750 で材料ポートフォリオを拡大したことにより、当社はお客様により優れたソリューションをより迅速に提供できるようになります。後処理がほとんど必要ないので、仕事の効率性が大幅に上がります。SLA 750 のおかげで、製造のスループットが向上し、ジョブの完了までの時間が半分に短縮されるので、お客様にコスト面でのメリットを提供できます」

3D Systems SLA 750 は、業界をリードするプリントサイズ、速度、精度、解像度の組み合わせを提供し、比類のない仕上げと機械的性能を備えた完成部品を作成できます。この 3D プリンタは、従来のモデルに比べて、プリント速度が最大 30% 高く、造型サイズが 15% 大きく、ハードウェアの占有面積は小さくなっているので、製造企業の生産最適化と拡大に役立ちます。自己補正型のデュアルレールリコータにより、プリントプロセスの信頼性と、完成部品の機械的特性が向上します。さらに、Hyper-Scan™ ベクタテクノロジ (生産用積層造形アプリケーション固有の要件に応えるために開発された独自のスキャンアルゴリズム) により、レーザの焦点と出力、ベクタモータの運動といった、速度と生産性を左右する要素を最適化することで、プリンタの速度とスループットを大幅に改善できます。このプリンタは後工程の自動化にも対応しており、ロボットと連携させることで、24 時間 365 日の完全自動運用 (完全に自動化されたプリンタでのターンオーバー、ジョブのオフロード、洗浄、オンボードなど) が可能です。また、SLA 750 には、3D Sprint® オールインワンソフトウェアが付属しており、3D CAD データの準備、最適化、プリントに使用できます。3D Sprint は、設計から CAD に忠実な高品質部品プリントに至るまでの迅速かつ効率的な処理に必要なすべてのツールを提供しているので、複数のソフトウェアパッケージを使用する必要はありません。

「The Technology House が SLA 750 ソリューションを最初に採用するお客様の 1 つとなってくれたのはうれしいことです」と、3D Systems グローバル ISG セグメントおよびビジネス開発担当バイスプレジデントの John Murray は述べています。「同社は長年 3D Systems のお客様であり、当社のイノベーションの進化を活かして、ビジネスと顧客の両方へのメリットを実現してきました。SLA 750 の速度向上、レーザスキャンの最適化、解像度と部品品質の向上、工業スケールの後処理の高速化は、TTH が顧客の期待にさらに効率的に応えるために役立つはずです。結果として、同社はさらに多くのビジネスを確保し、業界のリーダーとしての地位を維持できるでしょう。同社が今後も引き続き成長し、さらに多くのメリットをお客様に届けることを期待しています」

 

将来の見通しに関する記述

本リリースの特定の記述は、過去または現在の事実の記述ではなく、1995 年米国民事証券訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995) の意義の範囲内における将来の見通しに関する記述です。将来の見通しに関する記述には、当社の実際の結果、業績または成果が過去の結果あるいは将来の見通しに関する記述によって明示または暗示される将来の結果または予測と大幅に異なる可能性がある既知および未知のリスク、不確実性およびその他の要因が含まれます。多くの場合、将来の見通しに関する記述は、「確信する」、「信念」、「期待する」、「可能性がある」、「はすである」、「推定する」、「意図する」、「予期する」または「予定である」などの用語あるいは類似用語の否定形により特定できます。将来の見通しに関する記述は、経営陣の信念、仮定、および現状の期待に基づくものであり、ビジネスに影響を与える事象や傾向に関する会社としての信念や期待を含む場合もあり、必ずしも不確かなものではありませんが、多くは会社に管理できる範囲を超えるものです。3D Systems の米国証券取引委員会への定期提出書類の見出し「将来の見通しに関する記述」および「リスク要因」に記載されている要因、およびその他の要因により、実際の結果は将来の見通しに関する記述に反映または予測された結果と大幅に異なる可能性があります。経営陣は将来の見通しに関する記述に反映された期待が合理的であると確信していますが、将来の見通しに関する記述は将来の業績や結果を保証されるものでも、信頼されるべきものでもありません。また、そのような業績や結果が達成される時期を正確に示すものであるとは必ずしも証明されません。記載された将来の見通しに関する記述は、記載日時点のものです。3D Systems は、将来の展開、その後の出来事または状況、あるいはその他の結果にかかわらず、経営陣または経営陣に代わって示された将来の見通しに関する記述を更新または見直す義務を負いません。

3D Systems について

35 年余り前、3D Systems 3D プリントのイノベーションを製造業にもたらしました。現在は、業界をリードする積層造形ソリューションパートナーとして、あらゆる活動にイノベーション、パフォーマンス、および信頼性をもたらすことで、これまで不可能であった製品やビジネスモデルを創出するチャンスをお客様に提供しています。当社独自のハードウェア、ソフトウェア、材料、およびサービスの製品により構成されるそれぞれの特定用途向けソリューションは、専門知識を駆使し、お客様と連携しながら製品とサービスの提供方法の変革に取り組んでいる当社のアプリケーションエンジニアにより実装されます。3D Systems のソリューションは、医療、歯科、航空宇宙と防衛、自動車、消費財など、ヘルスケア市場や産業市場でのさまざまな先進的なアプリケーションに対応しています。当社の詳細については、www.3dsystems.com をご覧ください。