サウスカロライナ州ロックヒル、2024 年 7 月 11 日 – 3D Systems (NYSE:DDD) は本日、サウジアラビア王国に拠点を置く積層造形機関である National Additive Manufacturing & Innovation Company (NAMI) が、最近発表した サウジアラビア王国電力会社 (SEC: Saudi Electricity Company) との連携をサポートするために、3D Systems の複数の 3D プリントテクノロジ — DMP Factory 500、DMP Flex 350 Dual、SLS 380 を購入したと発表しました。この取り組みを通じて、NAMI は 3D プリントの力を活用し、発電・送電・配電を一貫して担う中東および北アフリカ最大の電力会社である SEC のスペア部品のサプライチェーンを現地で構築します。このプロジェクトの一環として、NAMI は、生産時間の短縮だけでなく、物理的保管要件とコストの削減を目的としたデジタル在庫システムを構築します。3D Systems の金属やポリマー向けの 3D プリントテクノロジを含む積層造形ソリューションや、アプリケーションイノベーショングループ が開発した NoSupportsプリント戦略は、精密な最終用途部品の効率的な製造を可能にすることで知られています。NAMI と 3D Systems の業界をリードする 3D プリントテクノロジの専門知識を組み合わせることで、SEC の物理的在庫要件を削減しつつ、ポンプインペラ、燃料バーナー、モーターファン、ヒートシンク、熱交換器などの高性能コンポーネントを提供できるよう支援します。これにより、SEC は、サプライチェーンのリスクを軽減すると同時に、コストを削減し、効率を向上させることができます。
3D Systems の積層造形ソリューション担当 EVP 兼最高商務責任者、Reji Puthenveetil は次のとおり述べています。「当社の積層造形ソリューションは、さまざまな業界でサプライチェーンの効率を向上させ、イノベーションを推進する上でその価値を実証してきました。旧式部品のリバースエンジニアリング設計と積層造形を組み合わせることで、機器の稼働時間と寿命を延ばすことができます。NAMI のエンジニアリングおよびアプリケーション能力と、業界をリードする 3D プリントプラットフォームの能力の組み合わせは、SEC との連携を促進する重要なツールとなります。この連携が SEC だけでなく、SEC が顧客に提供するサービスにメリットをもたらすことを期待しています」
NAMI は、3D Systems と Saudi Arabian Industrial Investments Company (Dussur) の合弁事業であり、防衛、エネルギー、製造の分野にまず焦点を当てた積層造形生産能力を現地で構築するというサウジアラビア王国の「ビジョン 2030」の実現に重要な役割を果たします。
NAMI の最高経営責任者、Mohammed Swaidan 氏は次のとおり述べています。「NAMI の設立以来、私たちは、この地域での積層造形の利用拡大を大きく前進させてきました。SEC との連携により、当機関によるエネルギー分野への取り組みが強化されます。また、3D Systems のテクノロジとアプリケーションの専門知識により、変革をもたらすソリューションの基盤が形成されます。SEC との連携は、SEC のサプライチェーンの信頼性を向上させるだけでなく、大幅なコスト効率と運用改善を推進するものです」
Research and Markets によると[1]、エネルギー分野における積層造形の 2023 年の市場価値は 26 億ドルであり、2032 年までに 170 億ドルに成長すると見込まれています。積層造形は、設計サイクルを短縮し、設計基準を満たすか上回る高品質で信頼性の高い高性能コンポーネントを提供できることで広く知られています。3D Systems は、材料、3D プリントテクノロジ、ソフトウェア、サービスで構成される積層造形ソリューションを通じて、この急速に進むハイテク業界の顧客がこうした目標を達成できるよう支援してきた豊富な経験を持っています。そのため、エネルギー企業は燃料効率の向上、メンテナンスコストの削減、温室効果ガスの削減を実現できます。
将来の見通しに関する記述
本リリースの特定の記述は、過去または現在の事実の記述ではなく、1995 年米国民事証券訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995) の意義の範囲内における将来の見通しに関する記述です。将来の見通しに関する記述には、当社の実際の結果、業績または成果が過去の結果あるいは将来の見通しに関する記述によって明示または暗示される将来の結果または予測と大幅に異なる可能性がある既知および未知のリスク、不確実性およびその他の要因が含まれます。多くの場合、将来の見通しに関する記述は、「確信する」、「信念」、「期待する」、「可能性がある」、「はすである」、「推定する」、「意図する」、「予期する」または「予定である」などの用語あるいは類似用語の否定形により特定できます。将来の見通しに関する記述は、経営陣の信念、仮定、および現状の期待に基づくものであり、ビジネスに影響を与える事象や傾向に関する会社としての信念や期待を含む場合もあり、必ずしも不確かなものではありませんが、多くは会社に管理できる範囲を超えるものです。3D Systems の米国証券取引委員会への定期提出書類の見出し「将来の見通しに関する記述」および「リスク要因」に記載されている要因、およびその他の要因により、実際の結果は将来の見通しに関する記述に反映または予測された結果と大幅に異なる可能性があります。経営陣は将来の見通しに関する記述に反映された期待が合理的であると確信していますが、将来の見通しに関する記述は将来の業績や結果を保証されるものでも、信頼されるべきものでもありません。また、そのような業績や結果が達成される時期を正確に示すものであるとは必ずしも証明されません。記載された将来の見通しに関する記述は、記載日時点のものです。3D Systems は、将来の展開、その後の出来事または状況、あるいはその他の結果にかかわらず (ただし法令に別に定めがあるものを除く)、経営陣または経営陣に代わって示された将来の見通しに関する改訂を更新または見直す義務を負いません。
3D Systems について
35 年余り前、3D Systems は 3D プリントのイノベーションを製造業にもたらしました。現在は、業界をリードする積層造形ソリューションパートナーとして、あらゆる活動にイノベーション、パフォーマンス、および信頼性をもたらすことで、これまで不可能であった製品やビジネスモデルを創出するチャンスをお客様に提供しています。当社独自のハードウェア、ソフトウェア、材料、およびサービスの製品により構成されるそれぞれの特定用途向けソリューションは、専門知識を駆使し、お客様と連携しながら製品とサービスの提供方法の変革に取り組んでいる当社のアプリケーションエンジニアにより実装されます。3D Systems のソリューションは、医療、歯科、航空宇宙と防衛、自動車、消費財など、ヘルスケア市場や産業市場でのさまざまな先進的なアプリケーションに対応しています。当社の詳細については、www.3dsystems.com をご覧ください。
NAMI について
NAMI は、3D Systems と Dussur が 2022 年 11 月にサウジアラビア王国に設立した積層造形機関です。当機関は、信頼性の高い産業グレードのテクノロジとアプリケーションエンジニアの活用を促進するデジタル製造プラットフォームを提供し、3D プリントの現地導入を最大化することで、2030 年までに積層造形サービスのトップ 5 に入り、産業と医療の分野の製造を現地化することを目指しています。詳細については、 www.nami3dp.com をご覧ください。
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[1] Research and Markets、「エネルギー産業における積層造形の世界市場レポート 2024: 市場規模は 2023 年の 26 億ドルから、2032 年には 170 億ドルに達すると見込まれる - 最新のトレンド、機会、課題、展望」(2024 年 3 月 7 日)。