産業用アディティブソリューション
すべての EXT Titan プリンタには、高スループットのペレット押出機が標準装備されています。システムは、2 台目のペレット押出機、フィラメント押出機、フライス加工用スピンドルを含む最大 3 つのツールヘッドで構成できるので、真の積層型/切削型ハイブリッド製造が可能です。
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EXT 1070 Titan Pellet
3D Systems 製ペレット押出プリンタのフラッグシップモデル。1070 mm x 1070 mm x 1118 mm (42 インチ x 42 インチ x 44 インチ) のビルドサイズで、中型から大型の部品のプリントに最適です。
ハイライト:
- フィラメント押出よりも 10 倍速く、コストを 10 分の 1 に削減するペレット押出
- 信頼性の高い産業用モーションコントローラとサーボで完全自動製造を実現
- アクティブ加熱型筐体とオープンアーキテクチャにより、数百に及ぶ材料から選択可能
- フィラメント押出機、デュアルペレット押出機、フライス加工スピンドルを含む最大 3 つのツールヘッドが使用可能なモジュラシステム
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EXT 1270 Titan Pellet
3D Systems で最も大型の 3D プリンタ。ペレットを用いたダイレクト 3D プリントで高さ 6 フィートまでの実物大部品をプリント可能です。
ハイライト:
- 1270 mm x 1270 mm x 1829 mm (50 インチ x 50 インチ x 72 インチ) の巨大なビルドサイズの EXT 1070 と同じペレット押出速度とコストメリット
- 全軸サーボ、CNC モーションコントローラ、アクティブ加熱型筐体、およびリモート監視オプションを使用して、大型部品を確実にプリントします
- 数百に及ぶグレードのペレットプリント材料から選択してください
- 積層造形と切削型製造をオプションのフライス加工スピンドルツールヘッドで組み合わせる
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EXT 1070 Titan Pellet
EXT 1070 Titan Pellet (旧称 Titan Atlas 2.5) の造形ボリュームは 1070 x 1070 x 1118 mm (42 x 42 x 44 インチ) です。
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EXT 1270 Titan Pellet
EXT 1270 Titan Pellet (旧称 Titan Atlas 3.6) は、1270 x 1270 x 1829 mm (50 x 50 x72 インチ) という大型の造形ボリュームが特長です。
The EXT 1070 Titan Pellet (formerly known as Titan Atlas 2.5) has a build volume of 1070mm x 1070mm x 1219mm (42” x 42” x 48”)
The EXT 1270 Titan Pellet (formerly known as Titan Atlas 3.6) features a massive build volume of 1270mm x 1270mm x 1829mm (50” x 50” x72”)
生産用途での実績
EXT Titan Pellet 3D プリンタは、パターン、モールド、金型、治具、固定具、最終用途部品、フルスケールのプロトタイプなどの用途向けとして実績のある生産用積層造形システムです。これらのシステムは完全自動製造用に設計されており、生産プロセスのサイクルタイムの短縮、コストの削減、稼働時間の向上に役立ちます。
すべての EXT Titan Pellet プリンタは、サーボドライブ装備の産業用 CNC 制御システムを全軸に搭載しているので、速度と信頼性が向上します。これらの 3D プリンタは、精密加工された溶接スチールフレームから構成されており、生産現場での作業に最適です。
ペレットによる 3D プリントを使用する理由
ペレットを使用する理由として最初に挙げられるのはコストです。熱可塑性ペレットは、射出成形などの産業用成形プロセスで使用されるほとんどのプラスチックの加工前の形態なので、従来の 3D プリント用フィラメント原料に比べてコストを最大 10 分の 1 に削減できます。熱可塑性ペレットは、3D プリンティング原料の中で全体的コストが最低とみなされています。
また、ペレットから直接プリントすることで、プリント速度も向上します。ペレット押出プロセスは本質的に高スループットです。それに加えて、大型のノズルと、3D Systems の堅牢な CNC モーションコントロールシステムのおかげで、EXT Titan Pellet システムのプリント速度は、従来のフィラメント押出プリントの 5 〜 10 倍になります。
さらに、ペレットによるプリントでは、さまざまな種類の材料を使用できます。プリントに使用できる熱可塑性ペレットには数 100 種類のグレードがあり、ガラス繊維やカーボンファイバを高比率に充填したプラスチックや、低ショア TPE および TPU など、フィラメント形態では入手できない高性能材料も含まれます。
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