• モータースポーツチームが、数十年にわたるパートナーシップを活かし、3D Systems  SLA 750 Dual および PSLA 270 テクノロジをワークフローに追加することで風洞試験を高速化
  • 広範囲の材料ポートフォリオと業界最高水準の高度な 3D プリントテクノロジの組み合わせにより、部品品質を改善し、部品の入手までの時間を短縮
  • 3D Systems のソリューションは、モータースポーツでの積層造形の利用拡大に寄与 — 自動車向け市場全体は 2027 年までに 80 億ドル近くに達する見込み

サウスカロライナ州ロックヒル、2024 11  14 日 – 3D Systems (NYSE:DDD) は本日、スイスのモータースポーツエンジニアリング企業 Sauber Motorsport が、イノベーションの促進のために 3D Systems が提供する最新のポリマー 3D プリントテクノロジを採用したことを発表しました。Sauber は、3D Systems  3D プリンタ 10  (SLA 750 Dual台と PSLA 270を製造ワークフローに追加する計画です。業界をリードするこれらのテクノロジと、3D Systems の Accura® Composite PIVAccura Xtreme、および Figure 4®セラミック充填材料の組み合わせにより、Sauber の風洞部品製造能力が拡大し、チームの主導的地位の維持に役立ちます。

3D Systems’ SLA 750 Dual is designed to deliver the industry-leading combination of print size, speed, accuracy, and resolution for final parts that possess unmatched finish and mechanical performance.

3D Systems の SLA 750 Dual は、現在入手できる最高速の光造形 (SLA) ソリューションとして知られています。このプラットフォームは、業界をリードするプリントサイズ、速度、精度、解像度の組み合わせにより、比類のない仕上げと機械的性能を備えた完成部品を実現します。このプリンタは、デュアルレーザ構成により、スループットの向上と占有面積の削減を同時に成し遂げており、Sauber Motorsport の投資収益率向上に寄与します。PSLA 270 は、高速なプロジェクタベース SLA 積層造形ソリューションであり、きわめて安定した機械特性を持つ高品質の部品を効率的に製造できます。コンパクトでコスト効率が高く汎用的なこの中型 3D プリンティングソリューションは、SLA の特長である高い精度および初回製品の高い成功率と、3D Systems の Figure 4 プロジェクトベーステクノロジの速度および材料ポートフォリオを兼ね備えています。Sauber は、最近発表された PSLA テクノロジを採用する最初の F1 チームであり、風洞部品の変更を迅速かつタイミングよく実施するために必要な柔軟性を手にすることができます。

3D Systems’ PSLA 270 is a high speed, projector-based SLA additive manufacturing solution that efficiently delivers high quality parts with the most stable mechanical properties.

「レースチームである Sauber は、勝ちたいという欲求に動かされており、最新の最も革新的なテクノロジを利用したいと望んでいます」と、Sauber Group メカニカルおよび AM 製造責任者の Marco Gehrig 氏は述べています。「3D Systems は、積層造形のパイオニアとして知られており、SLA を発明した企業でもあります。SLA 750 によるベンチマーク試験の結果、現在使用しているマシンよりも優れた表面品質を持ち、後処理の必要性が少ない部品が得られました。私たちのチームは、業界で最も高度な SLA テクノロジを使用することで、風洞部品の製造速度、品質、柔軟性を高め、レース投入までの時間を短縮できると考えています」

3D Systems は、光造形を発明しただけでなく、ポートフォリオへの投資を続けることで、このテクノロジに基づくプラットフォームを次々と市場に投入してきました」と、3D Systems グローバル ISG セールス担当上級副社長の Elvis Perez は述べています。「当社の継続的な研究開発投資は、お客様のニーズの進化に対応するために不可欠であり、お客様が業界のリーダーとしての地位を維持するために役立っています。3D Systems  Sauber の間には、20 年近くにわたる長期的なパートナーシップが存在し、両社の関係とテクノロジポートフォリオもその間に進化してきました。今後も Sauber チームとの協力を続けることで、積層造形の威力を通じて、モータースポーツの限界を押し広げていくことを楽しみにしています」

Markets and Markets のレポートによると、自動車用 3D プリント市場の規模は、2022 年時点で 29 億ドルと推定され、2027 年までに 79 億ドルへと成長する見込みです。[1]3D Systems は、主要なレーシングチームとの間に数十年にわたる協力関係を築き、アプリケーションの専門知識に加えて、最先端のポリマーおよび金属 3D プリントテクノロジ、材料、ソフトウェアを提供することで、製造、テスト、反復の効率化を可能にし、レース投入までの時間短縮に寄与してきました。3D Systems のソリューションの詳細については、当社ウェブサイトをご覧ください。

将来の見通しに関する記述

本リリースの特定の記述は、過去または現在の事実の記述ではなく、1995 年米国民事証券訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995) の意義の範囲内における将来の見通しに関する記述です。将来の見通しに関する記述には、当社の実際の結果、業績または成果が過去の結果あるいは将来の見通しに関する記述によって明示または暗示される将来の結果または予測と大幅に異なる可能性がある既知および未知のリスク、不確実性およびその他の要因が含まれます。多くの場合、将来の見通しに関する記述は、「確信する」、「信念」、「期待する」、「可能性がある」、「はすである」、「推定する」、「意図する」、「予期する」または「予定である」などの用語あるいは類似用語の否定形により特定できます。将来の見通しに関する記述は、経営陣の信念、仮定、および現状の期待に基づくものであり、ビジネスに影響を与える事象や傾向に関する会社としての信念や期待を含む場合もあり、必ずしも不確かなものではありませんが、多くは会社に管理できる範囲を超えるものです。3D Systems の米国証券取引委員会への定期提出書類の見出し「将来の見通しに関する記述」および「リスク要因」に記載されている要因、およびその他の要因により、実際の結果は将来の見通しに関する記述に反映または予測された結果と大幅に異なる可能性があります。経営陣は将来の見通しに関する記述に反映された期待が合理的であると確信していますが、将来の見通しに関する記述は将来の業績や結果を保証されるものでも、信頼されるべきものでもありません。また、そのような業績や結果が達成される時期を正確に示すものであるとは必ずしも証明されません。記載された将来の見通しに関する記述は、記載日時点のものです。3D Systems は、将来の展開、その後の出来事または状況、あるいはその他の結果にかかわらず (ただし法令に別に定めがあるものを除く)、経営陣または経営陣に代わって示された将来の見通しに関する改訂を更新または見直す義務を負いません。

3D Systems について

35 年余り前、3D Systems  3D プリントのイノベーションを製造業にもたらしました。現在は、業界をリードする積層造形ソリューションパートナーとして、あらゆる活動にイノベーション、パフォーマンス、および信頼性をもたらすことで、これまで不可能であった製品やビジネスモデルを創出するチャンスをお客様に提供しています。当社独自のハードウェア、ソフトウェア、材料、およびサービスの製品により構成されるそれぞれの特定用途向けソリューションは、専門知識を駆使し、お客様と連携しながら製品とサービスの提供方法の変革に取り組んでいる当社のアプリケーションエンジニアにより実装されます。3D Systems のソリューションは、医療、歯科、航空宇宙と防衛、自動車、消費財など、ヘルスケア市場や産業市場でのさまざまな先進的なアプリケーションに対応しています。当社の詳細については、https://www.3dsystems.com をご覧ください。

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[1] Markets and Markets、「Automotive 3D Printing Market by Vehicle Type (ICE & Electric Vehicles), Offering (Hardware & Software), Component Materials (Metals, Plastics, Resin & Composites), Technology (SLA, SLS, EBM, FDM, LOM 3DIP), Application, & Region – Global Forecast to 2027 (自動車用 3D プリント市場の 2027 年までのグローバル予測車種 (内燃エンジン車、電気自動車)、製品 (ハードウェア、ソフトウェア)、コンポーネント材料 (金属、プラスチック、樹脂、複合材料)、テクノロジ (SLASLSEBMFDMLOM 3DIP)、アプリケーション、地域別)2022 月。