• Icon 社は、スピンドルツールヘッドを備えた EXT 1270 Titan Pellet 3D プリンタを選択し、モールド生産に関わるリードタイムとコストを大幅に削減
  • Icon 社は、EXT 1270 Titan Pellet 3D プリンタを自社の生産ワークフローに統合したカナダ初のメーカー

サウスカロライナ州ロックヒル、2023 年 10 月 23 日3D Systems (NYSE: DDD) は本日、カナダのマニトバ州ウィンクラーに拠点を置く熱成形および回転成形メーカー、Icon Technologies Limited 社が EXT 1270 Titan Pellet 3D プリンタを購入したことを発表しました。同社は、レクリエーション車両、建築製品、HVAC システムなど、さまざまな産業用途向けの革新的なカスタム熱成形ソリューションを OEM のお客様に提供することで有名です。Icon 社は、EXT 1270 Titan Pellet 3D プリンタを製造現場に追加することで、大型熱成形モールド生産が劇的に迅速化し、コストが大幅に削減されると考えています。

3D Systems の EXT 1270 Titan Pellet システムは、低コストの熱可塑性ペレット原料を使用する設計で、汎用性と信頼性を兼ね備えた産業用積層造形ソリューションです。

Icon Technologies Limited 社の創設者兼 CEO の John Loewen 氏は次のとおり述べています。「当社がサービスを提供する業界は多岐にわたり、当社が生産するモールドは大型であるため、生産性を最大化することが不可欠です。3D Systems の EXT Titan Pellet 3D プリンタは、お客様に高品質の製品を提供するのに最適なソリューションです。造形サイズ、工業エンジニアリング、経済的な原料、加熱チャンバ、熱成形アプリケーション向けの検証済み材料の組み合わせは、他の大型プリンタと比べて群を抜いています。また、昨年同社の製造施設を訪れましたが、アプリケーションエンジニアリングチームと、彼らが取り組んでいるプロジェクトの幅広さに圧倒されました。従業員だけでなく、製造ライン、QA プロセス、細部へのこだわりを目の当たりにしたことで、お客様に提供するサービスを前進させるだけでなく、お客様のビジネスの成長を支援するためにも、正しい選択をしたと確信しました」

3D Systems の EXT 1270 Titan Pellet システムは、低コストの熱可塑性ペレット原料を使用する設計で、汎用性と信頼性を兼ね備えた産業用積層造形ソリューションです。このシステムは、最大 1270 mm x 1270 mm x 1829 mm (50 インチ x 50 インチ x 72 インチ) のプリントボリュームを備えており、Icon 社が必要とするツールなど、ほとんどの大型熱成形ツールをプリントできます。EXT Titan Pellet システムは、さまざまなノズルサイズに対応しており、他のシステムよりも緻密なレイヤのプリントが可能です。これにより、ほとんどの場合で、後加工なしで熱成形モールドを生産できます。Icon 社が生産する特定のモールドでより緻密な表面やより厳しい公差を必要とする場合でも、スピンドルツールヘッドを使用すると、プリントを別の CNC 機械加工マシンに移動することなく、滑らかで正確な表面を実現できます。

EXT Titan Pellet 3D プリンタは、さまざまなメーカーが大型熱成形モールドのダイレクト生産のコストとリードタイムを大幅に削減できるようにします。機械加工された金属や鋳造セラミックの代替品と比較して、原材料コストを最大 88% 削減し、リードタイムを最大 65% 短縮します。3D プリントされたモールドは、より安価でより速く生産できるだけでなく、極めて優れた性能を発揮します。例えば、ガラス繊維充填ポリカーボネートのような複合材料は、モールドを使用したヘビーゲージ (.220 インチ) シート成形において実績のあるソリューションであり、1,000 回以上のショットに耐え、明らかな摩耗がほとんどないと報告されています。3D Systems の Titan ビジネス開発担当グローバルディレクターの Brad Mount は次のとおり述べています。「Icon 社は長きにわたりお客様との関係を築いており、高品質のモールドを提供することで高く評価されています。EXT 1270 Titan Pellet 3D プリンタを生産ワークフローに追加したカナダ初のメーカーである同社は、継続的なイノベーションへのコミットメントを示すと同時に、同社のお客様がビジネスを変革するための道を切り開いています。当社は、Icon 社のアプリケーション向けの材料とプリントプロセスを検証する当社のアプリケーションイノベーショングループの取り組みと、グローバルなサポートネットワークの両方を通じた Icon 社とのコラボレーションを誇りに思っています。同社が今後も引き続き成長し、さらに多くのメリットをお客様に届けることを期待しています」

3D Systems は、今週 10 月 24 日から 26 日まで米オハイオ州クリーブランドで開催される「SPE Thermoforming Conference」にて、大型 3D プリンタ製品ラインである EXT Titan Pellet を展示します。ご来場の際はブース #217 を是非訪れて、プリントされたモールドと成形部品の例をご覧いただき、皆様の独自の運用上のニーズについて、当社のエキスパートとご相談ください。詳細については、当社のウェブサイトをご覧ください。

将来の見通しに関する記述

本リリースの特定の記述は、過去または現在の事実の記述ではなく、1995 年米国民事証券訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995) の意義の範囲内における将来の見通しに関する記述です。将来の見通しに関する記述には、当社の実際の結果、業績または成果が過去の結果あるいは将来の見通しに関する記述によって明示または暗示される将来の結果または予測と大幅に異なる可能性がある既知および未知のリスク、不確実性およびその他の要因が含まれます。多くの場合、将来の見通しに関する記述は、「確信する」、「信念」、「期待する」、「可能性がある」、「はすである」、「推定する」、「意図する」、「予期する」または「予定である」などの用語あるいは類似用語の否定形により特定できます。将来の見通しに関する記述は、経営陣の信念、仮定、および現状の期待に基づくものであり、ビジネスに影響を与える事象や傾向に関する会社としての信念や期待を含む場合もあり、必ずしも不確かなものではありませんが、多くは会社に管理できる範囲を超えるものです。3D Systems の米国証券取引委員会への定期提出書類の見出し「将来の見通しに関する記述」および「リスク要因」に記載されている要因、およびその他の要因により、実際の結果は将来の見通しに関する記述に反映または予測された結果と大幅に異なる可能性があります。経営陣は将来の見通しに関する記述に反映された期待が合理的であると確信していますが、将来の見通しに関する記述は将来の業績や結果を保証されるものでも、信頼されるべきものでもありません。また、そのような業績や結果が達成される時期を正確に示すものであるとは必ずしも証明されません。記載された将来の見通しに関する記述は、記載日時点のものです。3D Systems は、将来の展開、その後の出来事または状況、あるいはその他の結果にかかわらず (ただし法令に別に定めがあるものを除く)、経営陣または経営陣に代わって示された将来の見通しに関する改訂を更新または見直す義務を負いません。

3D Systems の概要

3D Systems は、35 年以上も前に 3D プリントのイノベーションを製造業にもたらしました。現在は、業界をリードする積層造形ソリューションパートナーとして、あらゆる活動にイノベーション、パフォーマンス、および信頼性をもたらすことで、これまで不可能であった製品やビジネスモデルを創出するチャンスをお客様に提供しています。当社独自のハードウェア、ソフトウェア、材料、およびサービスの製品により構成されるそれぞれの特定用途向けソリューションは、専門知識を駆使し、お客様と連携しながら製品とサービスの提供方法の変革に取り組んでいる当社のアプリケーションエンジニアにより実装されます。3D Systems のソリューションは、医療、歯科、航空宇宙と防衛、自動車、消費財など、ヘルスケア市場や産業市場でのさまざまな先進的なアプリケーションに対応しています。当社の詳細については、www.3dsystems.com をご覧ください。