サウスカロライナ州ロックヒル、2023 年 2 月 23 日 – 3D Systems (NYSE:DDD) は本日、イノベーションと走行性能の向上を加速させるために BWT Alpine F1 Team が 4 台の SLA 750 3D プリンティングシステムを購入したことを発表しました。同チームは、ベータ版の段階のシステムに対して幅広い試験を実施した後、同システムの購入を決定しました。BWT Alpine F1 Team は現在、SLA 750 システムと 3D Systems のAccura® Composite PIV 材料を使用して、圧力タッピングを備えた複雑な空力部品、小型の複合ツール、高温結合用ジグなど、風洞試験用モデルを構築しています。同チームは、造形時間と積層処理間の時間の短縮による生産性の大幅な向上を認識しています。この結果として得られる部品は、比類のない側壁と表面の品質、非常に繊細なフィーチャ、高い幾何学的精度を実現するため、後処理と仕上げにかかる時間が短縮されます。
BWT Alpine F1 Team の空気力学副責任者 Ben Mallock 氏は次の通りコメントしています。「3D Systems の SLA 750 の開発に注ぎ込まれた精密エンジニアリングの奥深さに非常に感銘を受けています。BWT Alpine F1 Team は 3D Systems と長期にわたり技術的なパートナーシップを結んでおり、まだベータ版の段階であったこの製品に早くから触れられたことを嬉しく思います。試験で SLA 750 の性能を試したところ、市場における史上最高の部品品質が実現し、生産性が大幅に向上しました。その結果、SLA 750 システムを追加購入し、合計 4 台になりました。これにより、風洞試験にプラスの影響がもたらされ、イノベーションをより早く軌道に乗せることができています。3D Systems の SLA ソリューションと SLS ソリューションのサポートを得て、毎年 25,000 個の積層造形部品を生産できます。これは、これらのテクノロジによって実現される生産性の真の証です」
3D Systems は、比類のない仕上げと機械的性能を併せ持つ最終部品を実現するために、業界をリードするプリントサイズ、スピード、精度、解像度を組み合わせて SLA 750 を設計しました。このプリンタには、3D CAD データの準備、最適化、プリントを行う 3D Systems の一体型ソフトウェア、3D Sprint® が同梱されます。3D Sprint は、設計から CAD に忠実な高品質部品のプリントに至るまで、迅速かつ効率的な処理に必要なすべてのツールを提供しています。ソフトウェアをいくつも使用する必要はありません。
3D Systems は「Accura Composite PIV」 を Alpine F1 Team と共同開発しました。この材料を使用して生産された部品は、CAD から風洞までの準備にかかる時間を大幅に短縮し、より正確で高解像度のデータを提供します。Accura Composite PIV、SLA 750、3D Sprint、先進的なアプリケーションサービスから構成される 3D Systems の包括的な積層造形ソリューションの一部として使用することで、Alpine F1 Team は、風洞への投資を最大限に活用し、レースカー上のエアフローをより深く理解できるようになりました。
3D Systems のグローバル ISG セグメントおよびビジネス開発担当バイスプレジデント John Murray は次の通りコメントしています。「企業として、3D Systems は、お客様の用途の課題に対処することに重点を置いたソリューションの構築に長年誇りを持ってきました。SLA テクノロジにおける最新イノベーションと、BWT Alpine F1 Team と共同開発した材料を組み合わせると、風洞試験の設計の反復とイノベーションが加速することが見て取れるので、非常にやりがいがあります。これは、お客様が限界に立ち向かい、競争上の優位性を維持できるようにするために、当社が積層造形の科学を進歩させている証です」
将来の見通しに関する記述
本リリースの特定の記述は、過去または現在の事実の記述ではなく、1995 年米国民事証券訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995) の意義の範囲内における将来の見通しに関する記述です。将来の見通しに関する記述には、当社の実際の結果、業績または成果が過去の結果あるいは将来の見通しに関する記述によって明示または暗示される将来の結果または予測と大幅に異なる可能性がある既知および未知のリスク、不確実性およびその他の要因が含まれます。多くの場合、将来の見通しに関する記述は、「確信する」、「信念」、「期待する」、「可能性がある」、「はすである」、「推定する」、「意図する」、「予期する」または「予定である」などの用語あるいは類似用語の否定形により特定できます。将来の見通しに関する記述は、経営陣の信念、仮定、および現状の期待に基づくものであり、ビジネスに影響を与える事象や傾向に関する会社としての信念や期待を含む場合もあり、必ずしも不確かなものではありませんが、多くは会社に管理できる範囲を超えるものです。3D Systems の米国証券取引委員会への定期提出書類の見出し「将来の見通しに関する記述」および「リスク要因」に記載されている要因、およびその他の要因により、実際の結果は将来の見通しに関する記述に反映または予測された結果と大幅に異なる可能性があります。経営陣は将来の見通しに関する記述に反映された期待が合理的であると確信していますが、将来の見通しに関する記述は将来の業績や結果を保証されるものでも、信頼されるべきものでもありません。また、そのような業績や結果が達成される時期を正確に示すものであるとは必ずしも証明されません。記載された将来の見通しに関する記述は、記載日時点のものです。3D Systems は、将来の展開、その後の出来事または状況、あるいはその他の結果にかかわらず (ただし法令に別に定めがあるものを除く)、経営陣または経営陣に代わって示された将来の見通しに関する改訂を更新または見直す義務を負いません。
3D Systems について
35 年余り前、3D Systems は 3D プリントのイノベーションを製造業にもたらしました。現在は、業界をリードする積層造形ソリューションパートナーとして、あらゆる活動にイノベーション、パフォーマンス、および信頼性をもたらすことで、これまで不可能であった製品やビジネスモデルを創出するチャンスをお客様に提供しています。当社独自のハードウェア、ソフトウェア、材料、およびサービスの製品により構成されるそれぞれの特定用途向けソリューションは、専門知識を駆使し、お客様と連携しながら製品とサービスの提供方法の変革に取り組んでいる当社のアプリケーションエンジニアにより実装されます。3D Systems のソリューションは、医療、歯科、航空宇宙と防衛、自動車、消費財など、ヘルスケア市場や産業市場でのさまざまな先進的なアプリケーションに対応しています。当社の詳細については、www.3dsystems.com をご覧ください。