サウスカロライナ州ロックヒルおよびコネチカット州シェルトン、2024 年 7 月 8 日 – 大手積層造形ソリューションプロバイダである 3D Systems (NYSE:DDD) と、自動車、重機、航空宇宙、医療機器の各業界を対象とした重要なコンポーネントの大手製造メーカーである Precision Resource 社は本日、積層造形の拡大と推進を目的とした戦略的パートナーシップを締結したことを発表しました。両組織のアプリケーションに関する深い専門知識と 3D Systems のダイレクト金属プリンティング (DMP) プラットフォームを組み合わせることで、重要産業界のアプリケーションをより迅速に市場に投入できるようになります。この契約の一環として、Precision Resource 社は、3D Systems の DMP Flex 350 Dual 3D プリンタ 2 台を購入し、カリフォルニア州ハンティントンビーチにある同社の AS9100 認定施設の製造ワークフローの一部として統合します。3D Systems の業界をリードする DMP 技術を Precision Resource 社の生産価値を創出するプロセスにシームレスに統合し、5 軸マシンセンタや高度な検査システムで補完することで、精密金属成形プロセスのポートフォリオを拡大します。これにより、Precision Resource 社は、進化する顧客ニーズを満たす新しいソリューションを提供し、新市場を開拓します。
3D Systems のアプリケーション・イノベーション・グループ (AIG) のエンジニアは、Precision Resource 社のチームとの提携により、このソリューションを開発しました。両社チームは、金属製造プロセスとさまざまな業界の高価値アプリケーションに関する深い専門知識を持っています。このエンジニアリングの専門知識と、3D Systems の DMP テクノロジ、Precision Resource 社の広範な二次仕上げ機能を組み合わせることで、重要なコンポーネントの性能ニーズを満たし、垂直統合によって長引くサプライチェーンの問題を解決する、効率的で堅牢なエンドツーエンドの AM 部品製造ソリューションが実現しました。
3D Systems の DMP Flex 350 プラットフォームは、用途開発から連続生産まで、柔軟に拡張できるよう設計されています。クイックスワップ積層モジュールと高速粉末リサイクルにより高速な生産が可能で、集中サーバがプリントジョブ、材料、設定、メンテナンスを管理し、年中無休の生産を実現します。DMP Flex 350 プリンタ独自の真空チャンバのコンセプトにより、クラス最高の酸素純度 (<25 ppm) を実現しながら、化学的純度が高く、より優れた冶金特性を発揮し、卓越した表面仕上げの飛び抜けた強度の部品が得られます。また、このプリンタには 3DXpert ソフトウェアが搭載されています。これにより、設計から後処理までの積層造形ワークフローのすべての段階をサポートし、3D モデルから連続プリント部品へと、素早く効率的に移行できます。
Precision Resource 社のゼネラルマネージャ、Chris Gratton 氏は、次のとおり述べています。「当社と同様に卓越性とイノベーションに邁進する 3D Systems と提携できることを嬉しく思います。この提携により、Precision Resource 社は金属積層造形の最新の進歩を活用して、技術的な進歩の最前線でより一層活躍できるようになります。この金属積層造形プリンティングへの進出は、顧客、パートナー、関係者に卓越した価値を提供するという Precision Resource 社の継続的なコミットメントを明白に示すものです。この心躍る新しい章を始めるにあたり、当社は卓越性と継続的な改善という使命に引き続き真摯に取り組んでいきます」
3D Systems の副社長兼テクニカルビジネス開発担当、Jeph Ruppert は次のとおり述べています。「重要産業界向け部品の製造には、妥協のない精度が求められます。この分野に重点を置く企業は、ますます複雑化する生産において精度、速度、信頼性、生産性の要求に応えるために、継続的な革新を必要としています。3D Systems と Precision Resource 社の業界をリードする技術とアプリケーションの専門知識を組み合わせることで、品質の向上、総所有コストの改善、市場投入までの時間短縮、サプライチェーンの中断の最小化を実現できます。私たちの協業が金属 AM の可能性をどのように広げ、加速させることができるかを、これから体験できることを楽しみにしています」
将来の見通しに関する記述
本リリースの特定の記述は、過去または現在の事実の記述ではなく、1995 年米国民事証券訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995) の意義の範囲内における将来の見通しに関する記述です。将来の見通しに関する記述には、当社の実際の結果、業績または成果が過去の結果あるいは将来の見通しに関する記述によって明示または暗示される将来の結果または予測と大幅に異なる可能性がある既知および未知のリスク、不確実性およびその他の要因が含まれます。多くの場合、将来の見通しに関する記述は、「確信する」、「信念」、「期待する」、「可能性がある」、「はすである」、「推定する」、「意図する」、「予期する」または「予定である」などの用語あるいは類似用語の否定形により特定できます。将来の見通しに関する記述は、経営陣の信念、仮定、および現状の期待に基づくものであり、ビジネスに影響を与える事象や傾向に関する会社としての信念や期待を含む場合もあり、必ずしも不確かなものではありませんが、多くは会社に管理できる範囲を超えるものです。3D Systems の米国証券取引委員会への定期提出書類の見出し「将来の見通しに関する記述」および「リスク要因」に記載されている要因、およびその他の要因により、実際の結果は将来の見通しに関する記述に反映または予測された結果と大幅に異なる可能性があります。経営陣は将来の見通しに関する記述に反映された期待が合理的であると確信していますが、将来の見通しに関する記述は将来の業績や結果を保証されるものでも、信頼されるべきものでもありません。また、そのような業績や結果が達成される時期を正確に示すものであるとは必ずしも証明されません。記載された将来の見通しに関する記述は、記載日時点のものです。3D Systems は、将来の展開、その後の出来事または状況、あるいはその他の結果にかかわらず (ただし法令に別に定めがあるものを除く)、経営陣または経営陣に代わって示された将来の見通しに関する改訂を更新または見直す義務を負いません。
3D Systems について
35 年余り前、3D Systems は 3D プリントのイノベーションを製造業にもたらしました。現在は、業界をリードする積層造形ソリューションパートナーとして、あらゆる活動にイノベーション、パフォーマンス、および信頼性をもたらすことで、これまで不可能であった製品やビジネスモデルを創出するチャンスをお客様に提供しています。当社独自のハードウェア、ソフトウェア、材料、およびサービスの製品により構成されるそれぞれの特定用途向けソリューションは、専門知識を駆使し、お客様と連携しながら製品とサービスの提供方法の変革に取り組んでいる当社のアプリケーションエンジニアにより実装されます。3D Systems のソリューションは、医療、歯科、航空宇宙と防衛、自動車、消費財など、ヘルスケア市場や産業市場でのさまざまな先進的なアプリケーションに対応しています。当社の詳細については、www.3dsystems.com をご覧ください。
Precision Resource 社について
Precision Resource 社は、自動車、重機、航空宇宙、医療機器の各業界向けの精密抜き打ち加工技術のグローバルリーダーです。1947 年にツール工場として設立された同社は、世界最大かつ最先端の精密抜き打ち加工部品サプライヤに成長しました。さらに、Precision Resource 社は、精密 CNC 機械加工コンポーネント、複雑なアセンブリ、そして今では金属 3D プリント部品で顧客を支えています。イノベーション、品質、顧客満足度に重点を置く Precision Resource 社は、最高水準を満たす優れた製品とソリューションの提供に努めています。Precision Resource 社は、米国、カナダ、メキシコ、中国、スロベニアにて 8 つの製造施設を稼働しています。同社の詳細については、 www.precisionresource.comをご覧ください。
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