• 次世代製品プラットフォームが、250 億ドル規模の世界のジュエリー製造市場における同社の積層造形リーダーシップを強
  • 3D プリントされた鋳造パターンの垂直解像度が最大 2 倍向上。研磨の必要性と貴金属の廃棄量が減少し、設計の幅を拡大
  • 100% ワックス鋳造パターンのスループットが最大 25% 向上。部品完成までの時間が短縮し、柔軟性が向上

サウスカロライナ州ロックヒル、2023 2 14      3D Systems (NYSE:DDD) は本日、ProJet® MJP 2500W Plus の発売を発表しました。この新しいソリューションは、ロストワックス鋳造プロセスで使用する複雑さ、高品質、高純度を兼ね備えた 3D プリントジュエリーワックスパターンを比類のない速度と精度で生産することに特化して設計されています。ジュエリー業界固有の要件を満たすことに特化して設計された ProJet MJP 2500W Plus は、高解像度の 100% ワックス鋳造パターンを数時間で生産できます。さらに、新しい高解像度プリントモードにより、クラス最高の滑らかなピュアワックス鋳造パターンを実現します。仕上げが少なくて済むため、貴金属の廃棄量が減少します。これにより、最も複雑な形状を含むすべてのジュエリースタイルの迅速かつコスト効率に優れた作成、反復、および生産が可能になります。

数時間で完成するジュエリーのカスタム製造と大量生産のための高解像度 100% ワックス鋳造パターン

手作業による研磨の要件は、人材と材料の両方のリソースに多大な負担をかける可能性があり、収益性にマイナスの影響を与えかねません。この課題を克服するために、ProJet MJP 2500W Plus 3D プリンタには新しい ZHD プリントモードが搭載されています。ワックス材料の消費量を増やすことなく、垂直解像度を最大 2 倍向上させます。結果として得られる高品質の表面仕上げによって、最終部品の手作業による研磨の必要性が減るため、金の損失を最小限に抑え、収益性にプラスの影響をもたらす可能性があります。さらに、研磨の必要性が減ることで、お客様は、研磨に適さない複雑さが増すデザインを生産できます。

需要と高い品質水準の両方を満たすには、迅速な設計の反復とカスタマイズ、および大量の生産バッチを提供する能力が必要です。ProJet MJP 2500W Plus は、現在利用可能なソリューションと比較して、スループットが最大 25% 向上するように設計されています。プリンタの生産性の向上により、お客様は部品完成までの時間を短縮し、ビルドの計画により柔軟性をもたせることができます。ProJet MJP 2500W PlusVisiJet® ワックス材料3D Sprint® ソフトウェアで構成される 3D Systems のジュエリー鋳造向けの包括的なマルチジェットプリントソリューションの一部として使用すると、お客様はジュエリーを大量生産するための超微細で精密な 100% ワックス犠牲鋳造パターンを迅速かつ一貫して生成できます。

ProJet MJP 2500W Plus 3D は VisiJet 100% ワックス材料を用いて、正確で鋭利なエッジと極めて鮮明なディテールを備えた、CAD に忠実で優れたフィーチャ精細度を持つジュエリーパターンをプリントします。VisiJet

ワックスは標準的な鋳造ワックスと同様に溶融するため、鋳造時の灰分量はゼロです。細微なフィーチャの処理や鋳造に対する耐久性に優れています。また、高コントラストな色により、細微なディテールを簡単に視覚化できます。さらに、3D Systems の高度な 3D Sprint ソフトウェアの機能により、ファイルからパターンへのワークフローを合理化できます。

3D Systems の副社長兼セグメントリーダー Scott Anderson は次のとおり説明しています。「

世界のジュエリー積層造形市場は 20 億ドル以上と推定されており、この技術によって可能になった生産性、品質、柔軟性、設計の自由度の向上により急成長しています。本日、ProJet MJP 2500W Plus を発表できることを嬉しく思います

このイノベーションにより、お客様は卓越した設計スタイルを実現すると同時に、パターン生産時間と運用コストを削減し、マスカスタマイゼーション環境の要求を満たすことができます。当社の 100% ワックスソリューションの信頼性と再現性の高い直接鋳造と相まって、ユーザは高速なターンアラウンドと高スループットでコスト効率に優れた高品質の鋳造パターンを実現できます」

ProJet MJP 2500W Plus は現在発売中で、即時出荷可能です。この 3D プリンタの詳細と、同社のジュエリー向け鋳造ソリューションの詳細については、3D Systems Web サイトをご覧ください。

 

将来の見通しに関する記述

本リリースの特定の記述は、過去または現在の事実の記述ではなく、1995 年米国民事証券訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995) の意義の範囲内における将来の見通しに関する記述です。将来の見通しに関する記述には、当社の実際の結果、業績または成果が過去の結果あるいは将来の見通しに関する記述によって明示または暗示される将来の結果または予測と大幅に異なる可能性がある既知および未知のリスク、不確実性およびその他の要因が含まれます。多くの場合、将来の見通しに関する記述は、「確信する」、「信念」、「期待する」、「可能性がある」、「はすである」、「推定する」、「意図する」、「予期する」または「予定である」などの用語あるいは類似用語の否定形により特定できます。将来の見通しに関する記述は、経営陣の信念、仮定、および現状の期待に基づくものであり、ビジネスに影響を与える事象や傾向に関する会社としての信念や期待を含む場合もあり、必ずしも不確かなものではありませんが、多くは会社に管理できる範囲を超えるものです。3D Systems の米国証券取引委員会への定期提出書類の見出し「将来の見通しに関する記述」および「リスク要因」に記載されている要因、およびその他の要因により、実際の結果は将来の見通しに関する記述に反映または予測された結果と大幅に異なる可能性があります。経営陣は将来の見通しに関する記述に反映された期待が合理的であると確信していますが、将来の見通しに関する記述は将来の業績や結果を保証されるものでも、信頼されるべきものでもありません。また、そのような業績や結果が達成される時期を正確に示すものであるとは必ずしも証明されません。記載された将来の見通しに関する記述は、記載日時点のものです。3D Systems は、将来の展開、その後の出来事または状況、あるいはその他の結果にかかわらず (ただし法令に別に定めがあるものを除く)、経営陣または経営陣に代わって示された将来の見通しに関する改訂を更新または見直す義務を負いません。

3D Systems について

35 年余り前、3D Systems 3D プリントのイノベーションを製造業にもたらしました。現在は、業界をリードする積層造形ソリューションパートナーとして、あらゆる活動にイノベーション、パフォーマンス、および信頼性をもたらすことで、これまで不可能であった製品やビジネスモデルを創出するチャンスをお客様に提供しています。当社独自のハードウェア、ソフトウェア、材料、およびサービスの製品により構成されるそれぞれの特定用途向けソリューションは、専門知識を駆使し、お客様と連携しながら製品とサービスの提供方法の変革に取り組んでいる当社のアプリケーションエンジニアにより実装されます。3D Systems のソリューションは、医療、歯科、航空宇宙と防衛、自動車、消費財など、ヘルスケア市場や産業市場でのさまざまな先進的なアプリケーションに対応しています。当社の詳細については、www.3dsystems.com をご覧ください。