サウスカロライナ州ロックヒル、2023 年 3 月 13 日 – 3D Systems (NYSE:DDD) は本日、業界屈指のデジタル歯科医術ポートフォリオを強化するイノベーションとなる新材料、NextDent Base と NextDent Cast、そして新プリントプラットフォーム、NextDent LCD1 を発表しました。これらの製品の提供により、弊社のお客様がワークフローの一部として積層造形の導入を促進し、スピード、生産性、効率、精度を改善できるよう支援するのと同時に、患者体験を向上させる機会を提供します。
NextDent Base は、あらゆるタイプの脱着可能な義歯ベースのプリントに適しています。耐衝撃性に優れ、長持ちする義歯を患者に提供します。
新材料
3D Systems は、業界で最も幅広い歯科用 3D プリント材料ポートフォリオを提供しており、歯科技工室や歯科クリニックがトレイ、歯科矯正モデル、歯科補綴モデル、サージカルガイド、義歯、歯列矯正スプリント、クラウン、ブリッジといった幅広い用途に対応することを可能にしています。本日は、以下の機能強化についてご紹介します。
- NextDent Base は、あらゆるタイプの脱着可能な義歯ベースのプリントに適しています。この材料は、弊社の 3D プリント用義歯ベース材料の第 3 世代であり、優れた機械的特性を備えています。この材料の前世代に対するフィードバックにより、高い耐破損性や堅固なプリント適性などについて明確な方向性が研究開発チームに示されました。NextDent Base は、従来の義歯ベースの材料にまさに匹敵するものであり、耐衝撃性に優れ、長持ちする義歯を患者に提供します。NextDent Base は、さまざまな美観に合わせた 4 色で提供され、今年後半に一部の市場でご注文いただけるようになる予定です。
- NextDent Cast は、RPD、クラウン、ブリッジなどのさまざまな用途に適した、残留物がなくバーンアウトが容易な 3D プリント材料です。この最新版では青色で部品を生産することで、プリント適性を向上させ、バーンアウトを容易にし、安定性と強度のある鋳造用部品を実現します。NextDent Cast は、今すぐご注文いただけます。
NextDent Cast は、RPD、クラウン、ブリッジなどのさまざまな用途に適した、残留物がなくバーンアウトが容易な 3D プリント材料です。
NextDent LCD1 が臨床医によるデジタル歯科医術の活用を促進する
3D Systems は、NextDent 5100 の発売により、デジタル歯科医術を再定義しました。NextDent 5100 は、弊社の進化的な高速 Figure 4® 3Dプリント技術に基づいて構築されています。材料ポートフォリオの性能を活かして幅広い用途ニーズに対応し、比類のない精度、再現性、生産性、総所有コストを実現します。
弊社は、高品質を実現するように設計された、設置面積がより小さく使いやすいプリンタ、NextDent LCD1 を提供できるようになったことを嬉しく思います。コンパクトな設置面積とシンプルなタッチスクリーン操作を実現する、生産量が少ない小規模なオフィス環境での使用に理想的なプリンタです。NextDent LCD1 は、LCD 技術と組み込みの自動キャリブレーション機能を使用して非常に滑らかな表面仕上げの部品を実現します。しかも、光造形 (SLA) プリンタよりも 3 倍高速です。弊社の樹脂と、後処理用の新しい NextDent 洗浄および硬化システムと組み合わせることで、臨床医は高品質を実現する使いやすいワークフローを手に入れることができます。NextDent LCD1 は、今すぐご注文いただけます。
NextDent LCD1 は、コンパクトな設置面積とシンプルなタッチスクリーン操作を実現する、生産量が少ない小規模なオフィス環境での使用に理想的なプリンタです。
3D Systems のデンタル担当バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャ Stef Vanneste は次の通りコメントしています。「当社には、3D プリント技術と歯科用材料の両方において業界をリードするイノベータとしての豊富な経験があります。私たちの目標は、私たちのソリューションでお客様のニーズに確実に対応できるようにすることです。こうしたポートフォリオの機能強化は、この目標を達成するためのさらなるステップです。本日発表された新材料はいずれも次世代の材料です。以前のバージョンに対するお客様のフィードバックを念頭に置いて特別に設計されています。NextDent Base は、高い耐破損性を発揮し、美しいベースの色合いを表現する全く新しい配合です。これらの製品は、歯科分野における 3D プリントの導入をさらに可能にし、患者体験を向上させると確信しています」
3D Systems は、3 月 14 日～ 3 月 18 日の日程でドイツのケルンで開催される「IDS 2023」において、自社のブース (ホール 3.1、ブース K010/L010) で、これらの最新イノベーションを含むデジタル歯科医術ソリューションの完全なポートフォリオを展示します。詳細については、弊社のウェブサイトをご覧ください。
将来の見通しに関する記述
本リリースの特定の記述は、過去または現在の事実の記述ではなく、1995 年米国民事証券訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995) の意義の範囲内における将来の見通しに関する記述です。将来の見通しに関する記述には、当社の実際の結果、業績または成果が過去の結果あるいは将来の見通しに関する記述によって明示または暗示される将来の結果または予測と大幅に異なる可能性がある既知および未知のリスク、不確実性およびその他の要因が含まれます。多くの場合、将来の見通しに関する記述は、「確信する」、「信念」、「期待する」、「可能性がある」、「はすである」、「推定する」、「意図する」、「予期する」または「予定である」などの用語あるいは類似用語の否定形により特定できます。将来の見通しに関する記述は、経営陣の信念、仮定および現在の期待に基づいており、当社の信念に関する注釈および当社の事業に影響を及ぼす将来の出来事や動向に関する期待が含まれる場合があるため、必然的に不確実なことがあり、それらの多くは当社の管理範囲の対象外です。3D Systems の米国証券取引委員会への定期提出書類の見出し「将来の見通しに関する記述」および「リスク要因」に記載されている要因、およびその他の要因により、実際の結果は将来の見通しに関する記述に反映または予測された結果と大幅に異なる可能性があります。経営陣は将来の見通しに関する記述に反映された期待が合理的であると確信していますが、将来の見通しに関する記述は将来の業績や結果を保証されるものでも、信頼されるべきものでもありません。また、そのような業績や結果が達成される時期を正確に示すものであるとは必ずしも証明されません。記載された将来の見通しに関する記述は、記載日時点のものです。3D Systems は、将来の展開、その後の出来事または状況、あるいはその他の結果にかかわらず、経営陣または経営陣に代わって示された将来の見通しに関する記述を更新または見直す義務を負いません。
3D Systems について
35 年余り前、3D Systems は 3D プリントのイノベーションを製造業にもたらしました。現在は、業界をリードする積層造形ソリューションパートナーとして、あらゆる活動にイノベーション、パフォーマンス、および信頼性をもたらすことで、これまで不可能であった製品やビジネスモデルを創出するチャンスをお客様に提供しています。当社独自のハードウェア、ソフトウェア、材料、およびサービスの製品により構成されるそれぞれの特定用途向けソリューションは、専門知識を駆使し、お客様と連携しながら製品とサービスの提供方法の変革に取り組んでいる当社のアプリケーションエンジニアにより実装されます。3D Systems のソリューションは、医療、歯科、航空宇宙と防衛、自動車、消費財など、ヘルスケア市場や産業市場でのさまざまな先進的なアプリケーションに対応しています。当社の詳細については、www.3dsystems.com をご覧ください。