• 画期的な Accura® AMX Tough FR V0 Black — SLA で生産用途に対応できる初の難燃性材料
  • Figure 4® JCAST-GRN 20 でより忠実度の高い鋳造パターンを制作してワークフローを簡素化可能

サウスカロライナ州ロックヒル、2023 年 7 月 25 日3D Systems (NYSE:DDD) は本日、自社の光造形 (SLA) および Figure 4® ポートフォリオを強化する新材料、Accura® AMX Tough FR V0 BlackFigure 4 Tough FR V0 BlackFigure 4 JCAST-GRN 20 を発表しました。これらの新しい高性能な材料により、自動車、航空宇宙、半導体、消費財といった各業界において最終用途部品の効率的な生産が可能になります。

Accura AMX Tough FR V0 Black で製造された部品は難燃性で、UL 94 V0 試験規格に合格しています。高性能かつ高速プリントが可能なこの材料は、量産対応部品を大量または大規模に生産することができます。

市場初の新しい大型部品向け難燃性 SLA 材料

3D Systems は当社の SLA 材料を進化させるべく取り組みを続けていますが、この度、Accura AMX Tough FR V0 Black の発表にいたりました。当社の材料科学者は、Figure 4 材料を基に新たな化学組成を開発し、業界初となる SLA 用の難燃性材料を可能にしました。結果として、この材料は、3D Systems の Figure 4 プラットフォームで使用できる Figure 4 Tough FR V0 Black としても利用できるようになりました。これにより、お客様は部品のサイズを大きくし、それぞれのプラットフォームで得られるシステム上のメリットを活用できます。Accura AMX Tough FR V0 Black を使用することで、これまでは粉末焼結積層造形法 (SLS) や熱溶解積層法 (FDM) 技術でしか達成できなかった SLA の部品品質と解像度が向上します。この新しい難燃性材料は、UL 94 V0 規格を満たし、曲げ弾性率と、およそ 35% という比類のない破断点伸びを備えており、市場で独自の地位を確立しています。これらの特性と長期安定性を組み合わせた新しい Tough FR V0 Black 材料は、プリント回路基板カバー、半導体装置、電気ハウジング、カバー、ハンガー、ブラケット、列車やバスの難燃性部品などの用途に最適です。

Accura AMX Tough FR V0 Black および Figure 4 Tough FR V0 Black は、2023 年第 3 四半期に一般発売を開始する予定です。

Figure 4 プラットフォームにジュエリー生産能力を追加する Figure 4 JCAST-GRN 20 は、あらゆるスタイルのジュエリー向けの正確で非常に精密なマスターパターンをすばやく簡単にプリントできるようにします。

新しいジュエリー鋳造材料により直接鋳造ワークフローを改善

3D Systems の Figure 4 Jewelry は、ジュエリーのデザインと製造のワークフローに最適化された手頃な価格のソリューションです。当社は本日、細部まで繊細、高解像度、正確、再現性のある直接鋳造用のジュエリーパターンをクリーンかつ簡単にバーンアウトするために最適化された最新のジュエリー鋳造材料である Figure 4 JCAST-GRN 20 を発表しました。この新しい製品は、3D Systems の業界をリードするジュエリー鋳造用マルチジェットプリント (MJP) 製品を補完する理想的な製品です。この材料は特性が強化され、あらゆる種類のジュエリーの石膏インベストメント鋳型のマスターパターン製造に最適で、さまざまな貴金属に適しています。完全統合されたワークフローには、3D Sprint のジュエリー固有のビルドスタイルが含まれており、柔軟な設計を可能にします。この統合されたワークフローでは二次硬化が不要のため、鋳造パターンをすばやくターンアラウンドできます。

Figure 4 JCAST-GRN 20 は 2023 年第 3 四半期に発売予定です。

Figure 4 Tough FR V0 Black は、Accura AMX Tough FR V0 Black とベースの化学物質を共有しており、高い伸びを備えた独自の強靭な材料になっています。

「材料は当社の積層造形ソリューションの中核です」と、3D Systems の副社長兼製品・テクニカルフェロー、Marty Johnson は述べています。「お客様固有のアプリケーションニーズに対応するために、完全に統合されたシステムで最先端の材料を提供することが不可欠です。お客様の課題が、当社の革新の原動力です。本日発表する新しい SLA および Figure 4 材料は、運用と応用の柔軟性を高め、イノベーションを加速するさらなる能力をお客様に提供できます」

これらの材料の詳細については、3D Systems のウェブサイトをご覧ください。

 

将来の見通しに関する記述

本リリースの特定の記述は、過去または現在の事実の記述ではなく、1995 年米国民事証券訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995) の意義の範囲内における将来の見通しに関する記述です。将来の見通しに関する記述には、当社の実際の結果、業績または成果が過去の結果あるいは将来の見通しに関する記述によって明示または暗示される将来の結果または予測と大幅に異なる可能性がある既知および未知のリスク、不確実性およびその他の要因が含まれます。多くの場合、将来の見通しに関する記述は、「確信する」、「信念」、「期待する」、「可能性がある」、「はすである」、「推定する」、「意図する」、「予期する」または「予定である」などの用語あるいは類似用語の否定形により特定できます。将来の見通しに関する記述は、経営陣の信念、仮定および現在の期待に基づいており、当社の信念に関する注釈および当社の事業に影響を及ぼす将来の出来事や動向に関する期待が含まれる場合があるため、必然的に不確実なことがあり、それらの多くは当社の管理範囲の対象外です。3D Systems の米国証券取引委員会への定期提出書類の見出し「将来の見通しに関する記述」および「リスク要因」に記載されている要因、およびその他の要因により、実際の結果は将来の見通しに関する記述に反映または予測された結果と大幅に異なる可能性があります。経営陣は将来の見通しに関する記述に反映された期待が合理的であると確信していますが、将来の見通しに関する記述は将来の業績や結果を保証されるものでも、信頼されるべきものでもありません。また、そのような業績や結果が達成される時期を正確に示すものであるとは必ずしも証明されません。記載された将来の見通しに関する記述は、記載日時点のものです。3D Systems は、将来の展開、その後の出来事または状況、あるいはその他の結果にかかわらず、経営陣または経営陣に代わって示された将来の見通しに関する記述を更新または見直す義務を負いません。

3D Systems について

35 年余り前、3D Systems 3D プリントのイノベーションを製造業にもたらしました。現在は、業界をリードする積層造形ソリューションパートナーとして、あらゆる活動にイノベーション、パフォーマンス、および信頼性をもたらすことで、これまで不可能であった製品やビジネスモデルを創出するチャンスをお客様に提供しています。当社独自のハードウェア、ソフトウェア、材料、およびサービスの製品により構成されるそれぞれの特定用途向けソリューションは、専門知識を駆使し、お客様と連携しながら製品とサービスの提供方法の変革に取り組んでいる当社のアプリケーションエンジニアにより実装されます。3D Systems のソリューションは、医療、歯科、航空宇宙と防衛、自動車、消費財など、ヘルスケア市場や産業市場でのさまざまな先進的なアプリケーションに対応しています。当社の詳細については、www.3dsystems.com をご覧ください。

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