• ALM 3D Systems DuraForm® PAx を同社のポートフォリオに追加し、比類のない特性を備えた市場初の共重合体へのアクセスを拡大
  • DuraForm PAx は、高耐衝撃性と高弾性を持続させる部品の製造に適し、低コストでリサイクル性に優れたナイロン共重合体は、さまざまな産業用途に対応

サウスカロライナ州ロックヒル、テキサス州テンプル、2022 11 10 3D Systems (NYSE:DDD) ALM は本日、業界をリードする 3D プリント材料へのアクセスを拡大するためのパートナーシップを締結したことを発表しました。ALM 3D Systems DuraForm® PAx 材料を同社のポートフォリオに加えることで、粉末焼結積層造形法 (SLS) 技術で使用するために特別に設計された独自の共重合体を同社の顧客に提供することになります。その結果、ALM の顧客は、より幅広い材料ポートフォリオを利用して、用途に応じた最適な材料を選択することが可能になります。このパートナーシップは、さまざまな機器メーカーの SLS 技術をアプリケーションのニーズに合わせて使用したいと考えているお客様が持つ材料ニーズに対応するための、3D Systems と ALM の最初のステップとなります。

ALM とのコラボレーションを発表できることを嬉しく思います。この画期的な共重合体へのアクセスを拡大するだけでなく、業界のリーダー 2 社が共通の目標に取り組むことによってどのようなことが達成できるかを示せると考えています」と、3D Systems EVP 兼積層造形部門最高技術責任者の David Leigh 博士は述べています。「3D Systems ALM が連携することで、メーカーがより迅速にイノベーションを起こせるようになるだけでなく、イノベーションのパイプラインを方向転換し、市場初の材料をより多く生み出すことも可能になりますこのことが今後の 3D プリント技術のイノベーションを促すことにつながり、メーカーが用途に応じた最適なソリューションを調達するための選択肢を増やすという結果を生み出すことを確信しています」

3D Systems は今年に入って DuraForm PAx を発表し、同社のオープン材料戦略を明らかにしました。この材料は、矯正器具、ツーリングハンドル、スプリントや固定具、過酷な環境で使用されるダクト、リビングヒンジ、液体リザーバ、高い耐衝撃性と剛性が求められる筐体などの用途向けに、強靭で軽量な量産グレード部品を製造するために使用できます。DuraForm PAx は射出成形プラスチックとよく似た特性を有しており、高い耐衝撃性とあらゆる方向への高い破断点伸びを特長としています。

ALM Donnie Vanelli 社長は、次のように述べています。「当社は長年にわたり、当社が持つエンジニアリングの専門知識を活かしながら積層造形向けの高品質粉末の調合と生産を行うことで、すべての OEM に対して市場で最も幅広い SLS 材料ポートフォリオを提供する戦略を追求してきました。このたび 3D Systems とコラボレーションすることで、市場での材料の選択肢を広げ、AM 産業に新しいアプリケーションと機会をもたらそうとしています」

Formnext 2022 において、3D Systems および ALM はそれぞれのブースで積層造形ソリューションポートフォリオの一部として DuraForm PAx を展示する予定です (3D Systems – ホール 11.1、ブース D11ALM – ホース 11.1、ブース D41)。詳細については、両社のウェブサイトをご覧ください: 3D Systems および ALM

将来の見通しに関する記述

本リリースの特定の記述は、過去または現在の事実の記述ではなく、1995 年米国民事証券訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995) の意義の範囲内における将来の見通しに関する記述です。将来の見通しに関する記述には、当社の実際の結果、業績または成果が過去の結果あるいは将来の見通しに関する記述によって明示または暗示される将来の結果または予測と大幅に異なる可能性がある既知および未知のリスク、不確実性およびその他の要因が含まれます。多くの場合、将来の見通しに関する記述は、「確信する」、「信念」、「期待する」、「可能性がある」、「はすである」、「推定する」、「意図する」、「予期する」または「予定である」などの用語あるいは類似用語の否定形により特定できます。将来の見通しに関する記述は、経営陣の信念、仮定、および現状の期待に基づくものであり、ビジネスに影響を与える事象や傾向に関する会社としての信念や期待を含む場合もあり、必ずしも不確かなものではありませんが、多くは会社に管理できる範囲を超えるものです。3D Systems の米国証券取引委員会への定期提出書類の見出し「将来の見通しに関する記述」および「リスク要因」に記載されている要因、およびその他の要因により、実際の結果は将来の見通しに関する記述に反映または予測された結果と大幅に異なる可能性があります。経営陣は将来の見通しに関する記述に反映された期待が合理的であると確信していますが、将来の見通しに関する記述は将来の業績や結果を保証されるものでも、信頼されるべきものでもありません。また、そのような業績や結果が達成される時期を正確に示すものであるとは必ずしも証明されません。記載された将来の見通しに関する記述は、記載日時点のものです。3D Systems および ALM は、将来の展開、その後の出来事または状況、あるいはその他の結果にかかわらず (ただし法令に別に定めがあるものを除く)、経営陣または経営陣に代わって示された将来の見通しに関する改訂を更新または見直す義務を負いません。

3D Systems について

35 年余り前、3D Systems 3D プリントのイノベーションを製造業にもたらしました。現在は、業界をリードする積層造形ソリューションパートナーとして、あらゆる活動にイノベーション、パフォーマンス、および信頼性をもたらすことで、これまで不可能であった製品やビジネスモデルを創出するチャンスをお客様に提供しています。当社独自のハードウェア、ソフトウェア、材料、およびサービスの製品により構成されるそれぞれの特定用途向けソリューションは、専門知識を駆使し、お客様と連携しながら製品とサービスの提供方法の変革に取り組んでいる当社のアプリケーションエンジニアにより実装されます。3D Systems のソリューションは、医療、歯科、航空宇宙と防衛、自動車、消費財など、ヘルスケア市場や産業市場でのさまざまな先進的なアプリケーションに対応しています。当社の詳細については、www.3dsystems.com をご覧ください。

ALM について

Advanced Laser Materials (ALM) は、産業用 3D プリントと積層造形向け材料の研究、開発、コンサルティングを専門としています。2004 年に設立された ALM は、最も複雑な製品仕様と生産要件を満たすために、アプリケーション固有の品質テスト済み材料とエンジニアリングサポートを顧客に提供することに重点を置いています。ALM は、標準的な材料と特殊材料をさまざまな量で生産するオンサイト能力を備えたレーザ焼結ソリューションの、最も広範な選択肢を提供します。テキサス州テンプルに拠点を置く ALM は、EOS の完全子会社です。